創業期からゲーム事業へ
『麻雀狂』を発売
公開資料では、1983年12月にVING発売のPC-8801向け『麻雀狂』が記録されています。VINGのソフトウェア事業の原点となった作品です。
『麻雀狂』発売とソフトバンクとの取引開始
『麻雀狂』の発売当初からソフトバンクとの取引が始まりました。これはVINGの初期ソフトウェア事業を広げていく重要な販売・流通の基盤となりました。
エディタなどのソフトウェア制作と「ビングソフト」の事業化
『麻雀狂』の発売後、ゲームだけでなくエディタなどのソフトウェア制作にも取り組みながら、「ビングソフト」として事業化を進めていきました。
この事業化の経緯は会社側の記録・証言を基礎にしています。製品名・発売時期などは資料確認後に追加します。
富士通との取引開始、有限会社ビングへ法人化
富士通との取引開始は、VINGにとって大きな転機となりました。法人でなければ取引が難しいという富士通側からの助言・指導を受け、個人事業から有限会社ビングへ法人化しました。
富士通との取引は、その後の事業展開と会社としての成長に大きな影響を与える重要な出来事となりました。
有限会社ビングからビング株式会社へ
富士通をはじめとする取引の規模が大きくなる中で、有限会社ビングから株式会社へ組織変更し、現在のビング株式会社(VING Co., Ltd.)へと続いています。
『麻雀狂SPECIAL』
公開資料では、1985年7月にVING発売のPC-8801向け『麻雀狂SPECIAL』が確認できます。別資料ではPC-8801/8001向けとしても記録されています。
『狂パックⅠ』
公開資料では、1986年4月にVINGから『狂パックⅠ』が発売され、『麻雀狂』と『将棋狂』を収録した作品として記録されています。
パソコンソフト事業を継続
公開資料にはVING作品として『Traditional Triangle(トラディショナルトライアングル)』の記録が残っています。
『VING BREAK DOWN』とタイトーとの関係の始まり
『VING BREAK DOWN』は、VINGが名付けたタイトルです。タイトーのブロック崩しに似ていると考え、正式にライセンスを受けるためタイトーを訪問しました。
しかしタイトーからは「ライセンスが必要なほど似ていない」との回答を受けました。そこで、この訪問を今後の関係につなげるため、あえて有料ライセンスという形で契約をお願いしました。
タイトー側からは「お金はいらないと言っているのに、払うと言った人は今までいなかった」と言われ、この出来事が信用につながり、その後VINGが多数のタイトー作品のライセンスを受けるきっかけとなりました。
FM TOWNSなどへ展開
『The New Zealand Story』をはじめ、FM TOWNS向け作品が増え、1990年代にはPC-98、X68000、PlayStation、SEGA Saturnなど多様なプラットフォームへ展開していきます。
有限会社ビング時代の『ヴォルフィード』
FM TOWNS版『ヴォルフィード』は、まだ有限会社ビングの時代に開発・発売した作品です。VINGがFM TOWNS向けタイトルを広げていた時期を示す作品の一つとして記録します。
文字商標「狂」登録 第3061614号
VINGの初期作品群を象徴する名称の一つ「狂」は、文字商標として登録された記録が残っています。確認できた記録では、商標は「狂」(単一の文字商標)、登録番号は第3061614号、商標権者は有限会社ビングです。有限会社ビングは、その後株式会社へ組織変更し、現在のビング株式会社へと続いています。
指定商品・区分には、旧第9類の電子応用機械器具およびその部品が記載され、家庭用テレビゲームおもちゃ用プログラムを記憶させたROMカセット等を含む記録となっています。『麻雀狂』『将棋狂』など初期VING作品の名称と事業展開を伝える歴史資料として保存します。
※現在の商標権の状態については、公的データベースの確認後に記載します。
ゲーム開発・移植作品の拡大
『Final Blow』『Bubble Bobble』『Image Fight』『Splatterhouse』『Viewpoint』『Night Striker』『Metal Black』『Elevator Action Returns』『Bubble Symphony』『Backgainer』など、VINGの名が残る多くの作品が登場しました。
これから追加する資料
初期のエディタ製品、ビングソフト時代の広告・パッケージ、当時の会社資料、発売一覧、制作スタッフの記録などを、確認できたものから追加します。